01. 鍼灸ってどういうもの?

01. 鍼灸ってどういうもの?

Acpuncture

鍼灸は二千年以上前から東アジアを中心に行われてきた伝統医療で、現在は相補代替医療として世界中で行われています。

これは非常に細い鍼と心地よい温かさの灸を用いて、人体の皮膚表面(ツボ)から機械刺激と温熱刺激を与え、 鎮痛、筋緊張緩和、血行改善、自律神経調整などさまざまな効果的反応をもたらし、疾病予防や治療をするものです。

02. 鍼灸にはどんな効果があるの?

02. 鍼灸にはどんな効果があるの?

What Effect

鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、大学などで意欲的に進められています。大きく分けて、以下の2点をご紹介します。

1.抗うつ効果、鎮痛作用、抗炎症作用

鍼灸刺激が中枢神経系へ伝わり、自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用します。

・筋緊張の緩和
・血液及びリンパ液循環の改善
・生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)

鎮痛効果の解明には以下のような説があります。

- ゲートコントロール:鍼刺激が脊髄において痛みを抑制
- エンドルフィン:鍼刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し、痛みを抑制
- 末梢神経の遮断効果:鍼刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断 経穴(ツボ)の鍼刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果
- 血液循環の改善:筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする

2.セロトニン、ドーパミンの増加 鍼灸刺激により、脳や脊髄でのセロトニン量の増加が報告されています。

セロトニンは、自律神経の働きを整えたり、痛みの抑制、姿勢を保ったり、睡眠に関係しています。 ドーパミンは、運動の調節や、感情、記憶、思考、理性、意識、理解、意欲、快楽など心の機能に関係しています。

03. メンタルケアに効果はある?

03. メンタルケアに効果はある?

Effect on Mental

東洋医学には、心と身体は一体である、心身一如の考え方があり、心の問題と身体の問題を切り離して考えることはできません。ベースのバランスを整えることで、病気にならない身体づくりを目指していきます。

特に鍼灸は自律神経を整えるのが得意です。
鍼刺激が、中枢神経系へ伝わり、鎮痛効果や抗うつ効果などが期待できます。

心が辛い時、自律神経症状など身体に症状がでてくることがあります。また、身体の痛みなど炎症が続くと、うつ症状などの心の症状がでてくることがあります。

鍼灸で期待できる鎮痛効果や抗炎症作用により、身体を楽にすることで心を元気にしていきます。また、セロトニンやドーパミンの増加も心に良い効果をもたらします。

こころのパーソナル相談室 東京九段下カウンセリングルーム

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